乃木坂46・メンバープレイリスト企画に関するデータ集【データでみる坂道シリーズ】

　noteのほうで2023年度分を集計した「乃木坂46のバースデープレイリスト企画が一周したので集計した【一覧あり】」を春に公開したところ、けっこう振り返りたい方もいるのかなと思ったので、データベースを整備してみました。手元で随時更新しているデータがあるので、せっかくなら活用しましょうか、といったところです。
　記事末尾には集計に用いたデータも掲載しているので、煮るなり焼くなり好きにしていただければと思います（本ページも含め、データの随時更新は引き続き行っていきます）。

集計対象など：
・ベストアルバム「Time flies」時の「#わたしの乃木坂ベスト」（2021年）
・2023年4月スタートのバースデープレイリスト企画
　※プレイリストは前年のものが上書きされるため、作成者が随時集計したデータによる
　※データは随時更新されます（試行運用中ですが、おおもとのデータを更新すると、すべての表・グラフもあわせて更新されるようになっているはずです）
・「楽曲ID」は作成者が便宜的に付与したものですが、これでソートするとリリース順になります
　（乃木坂46名義でリリースされていない曲は「999」としています）

【合計】選曲された合計回数と、その内訳

凡例：
・「年度-曲順」で表記（「川﨑23-4」は「川﨑桜の2023年度の4曲目」）
・年度は4月始まり（バースデープレイリストについて、早生まれのメンバーは公開年とずれる）
　→「23」が1周目、「24」が2周目……と考えてください
・「#わたしの乃木坂ベスト」はすべて「21」表記

　雑駁な印象としては、「メンバー人気もファン人気も高い曲」と、「ひとに寄り添うような曲（＝プレイリストのテーマに合致しやすい曲）」が上位にくるんだな、という感じでしょうか。
　どんな種別の曲が選ばれる傾向が強いかも調べてみましたが、オリジナルの参加人数が少ない曲（ユニット曲・ソロ曲）はちょっと存在感が落ちるかなという程度で、総曲数に占める各種別の割合とそこまで大きな違いは出ませんでした。

注釈：
・「世界中の隣人よ」「Route 246」は「表題曲/リード曲」に含めています。
・「その他」に該当する曲（乃木坂46名義でのリリースではない曲）は集計から除いています。

【2021年度】選曲された合計回数と、その内訳

　1位の「きっかけ」は、結成10周年記念セレモニーに始まり、遠藤さくらさんの「THE FIRST TAKE」、そして東京ドーム公演での全メンバーでフルコーラスを歌いつないだ歌唱、と、この年にハイライトシーンが集中していた曲でした（この年のプレイリストは、2021年秋〜冬の時期に全メンバーが一気に作成したものです）。
　ただ、その前の数年間ではそこまでクローズアップされる向きは小さく、「真夏の全国ツアー2021」に際してのファン投票ではランクインしていなかった、というのも印象深い現象でした。
　東京ドーム公演を見学していたという5期生も同様に歌いつなぎ、近年では（2021〜22年ほどではないものの）また、存在感を取り戻しているように感じます。

【2023年度】選曲された合計回数と、その内訳

　ここからは、各セルのなかでメンバーを誕生日順に配列しています。
　「心にもないこと」はメンバー人気が高い楽曲という印象がありますが、「4番目の光」とともに、「11th YEAR BIRTHDAY LIVE」の期別ライブでハイライトシーンを形成した曲、という印象もあります。

【2024年度】選曲された合計回数と、その内訳

　まだ丸一年が経過していない段階なのであまりコメントしにくいのですが、「設定温度」は“3・4・5期”の体制になって改めて、ぐっと存在感が増したな、という印象です。

同じ楽曲を複数回選んだメンバーと、その楽曲の一覧

　楽曲への愛を貫くメンバーと、毎年選曲を変えようという思いがあるメンバーがある程度分かれているような感じでしょうか。向井さんの「無口なライオン」と「君は僕と会わない方がよかったのかな」は泣かせます。

どのメンバーがどの回に参加しているか

　↑を集計しながら、「とはいえ、1回とかしか参加してないメンバーもいるよな？」とよぎったので、一応これも集計しておきました。

集計元データ（流用・転載はご自由にどうぞ）