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ひらがなけやき、アイデンティティの淵源。(2)

「アンダーグループ」からの解放 2017年4月6日、代々木第一体育館で開催された、欅坂46「1st ANNIVERSARY LIVE」。漢字欅のデビュー1周年の区切りの公演であったが、ひらがなけやきにとっても非常に重要な公演となった。 アン...
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ひらがなけやき、アイデンティティの淵源。(1)

「ひらがなけやき」とは何なのか 「ひらがなけやき」とは何なのか。 それは、彼女たちを追いかけてきたファンであれば誰しもが突き当たる問いであろう。あるいはそれより、他の誰よりもメンバーたちが追求し続けてきた問いであるともいえるだろう。 当初は...
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「制服のマネキン」、「再構築」に思う

新たな「制服のマネキン」 「制服のマネキン」が乃木坂46の代表曲のひとつである、ということを否定するファンはほとんどいないだろう。生駒里奈をセンターに据えた4枚目のシングルであり、前作までの曲調から大きく変化がつけられ、ある意味乃木坂46と...
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「アンダー」について、ふたたび(シンクロニシティ・ライブによせて)

バースデーライブの新たな形 2018年7月6日~8日、乃木坂46「6th YEAR BIRTHDAY LIVE」が「真夏の全国ツアー2018」の皮切りとして開催された。今回は、それまでのバースデーライブの「全曲披露」というコンセプトを変更し...
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アンダーライブ全国ツアー 九州シリーズによせて(6)

(6)Postscript〈2〉:中元日芽香、ウイニングランを終えて 「影は待っている これから射す光を  新しい 幕が上がるよ」最終章のはじめに ひどく長くなってしまったが、「アンダー」およびアンダーライブ全国ツアー九州シリーズについては...
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ろってぃーのこと

2018年3月31日をもって、ろってぃーこと川村真洋が乃木坂46を卒業した。 川村真洋は筆者が生まれて初めて推したアイドルでもあって、何かひとつ、自分の中で区切りになる瞬間でもあるような思いでいる。 ファンとしての自分の時間を区切ってしまう...
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アンダーライブ全国ツアー 九州シリーズによせて(5)

(5)Postscript〈1〉:「ひめきい」の“それから”(11月7・8日、東京ドーム公演)「アンダー 人知れず 汗を流す影がある ステージを 支えてるのに…」“それから”の乃木坂46と「ひめきい」 アンダーライブ全国ツアー九州シリーズか...
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アンダーライブ全国ツアー 九州シリーズによせて(4)

(4)「最後のピース」北野日奈子、守り守られた場所で放った光 (10月20日、宮崎公演)「みんなから私のことが もし 見えなくても 心配をしないで 私はみんなが見えてる」「みんなから私のことが、もし見えなくても」 大分公演のセンターに立つ中...
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アンダーライブ全国ツアー 九州シリーズによせて(3)

(3)「アンダーセンター」中元日芽香、空席のシンメトリーポジション (10月14日、大分公演)「アンダー 今やっと 叶った夢の花びらが 美しいのは ポジションじゃない」開演2時間前、「欠席のお知らせ」 ついに始まったアンダーライブ全国ツアー...
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アンダーライブ全国ツアー 九州シリーズによせて(2)

(2)アンダーライブ前夜(卒業発表、体調不良、真夏の全国ツアー)「時々思った 『私の夢なんて叶うのかな』 眩しすぎるわ メインキャスト」中元と北野の「これまで」 18thシングルアンダー曲「アンダー」のWセンター、中元日芽香と北野日奈子。 ...
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アンダーライブ全国ツアー 九州シリーズによせて(1)

(1)「アンダー」前夜(選抜発表から音源解禁まで)「誰かに聞かれた 『あなたの人生はどこにあるの?』 当たっていない スポットライト」 乃木坂46・18thシングルアンダー曲「アンダー」。 アンダーメンバーの葛藤にぴたりと重なるあまりにもス...